XP (エクストリーム プログラミング)


イベント参加レポート集

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XP (エクストリーム プログラミング) - イベント参加レポート集 1 (前の前の頁)別頁

・ セミナー「〜米国で話題!! 新概念のソフトウェア開発プロセス方法論〜 エクストリーム・プログラミングとリファクタリング技術解説」別頁 2001/12/20〜21
・ 「XP 祭り 2002」別頁 2002/07/08
・ 「エクストリーム・プログラミング & アジャイル開発プロセスセミナー」別頁 2002/09/09〜10

XP (エクストリーム プログラミング) - イベント参加レポート集 2 (前の頁)別頁

・ 「Developers Summit 2003」別頁 2003/02/20〜21
・ 「XPエクストリーム・プログラミング 入門セミナー 〜 XP行脚 in 福井 '03年 春 〜」別頁 2003/04/30〜05/01
・ 「XP祭り2003」別頁 2003/07/18
・ 「エンジニアのためのコミュニケーション トレーニング」別頁 2003/11/12
・ 「XP&アジャイル開発セミナー 〜ブームから現実へ〜」別頁 2003/11/28

■ XP (エクストリーム プログラミング) - イベント参加レポート集 3 (この頁)本頁内

・ 「Developers Summit 2004」本頁内 2004/01/28〜29
・ 「第11回 日本XPユーザー会 Martin Fowler 夫妻と Gregor Hohpe 氏を囲む会」〜「.NET アーキテクトセミナー 2004」〜「ソフトウェア再利用とパターンに関する特別セミナー」本頁内 2004/04/19〜20
・ 「XP 祭り 2004」本頁内 2004/07/26
・ 「Developers Summit 2005」本頁内 2005/02/03〜04
・ 「XP 祭り 2005」本頁内 2005/09/03

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・「Developers Summit 2004」

上記に参加した.

参加レポートは以下.

INETA Japan - Event Report
Developers Summit 2004 参加レポート
<http://www.ineta.jp/activity/event/devsum04/devsum04.htm>

【関連情報】

Developers Summit 2004 - 「DeMarco night」に関するレポートへのリンク。

補足: 『マインドマップ』とは
マインドマップは,トニー・ブザン氏が開発・提唱している,脳の働きに合わせて放射的・連想的にノートをとっていく方法.
参考資料: マインドマップ 真鍋和久 <http://www02.so-net.ne.jp/~k-manabe/doc/mindmap.pdf>

・「第11回 日本XPユーザー会 Martin Fowler 夫妻と Gregor Hohpe 氏を囲む会」〜「.NET アーキテクトセミナー 2004」〜「ソフトウェア再利用とパターンに関する特別セミナー」

上記に参加した.

参加レポートは以下.

INETA Japan - Event Report
「.NET アーキテクトセミナー(2004/04/20)」「第11回 日本XPユーザー会 Martin Fowler 夫妻と Gregor Hohpe 氏を囲む会(2004/04/19)」「ソフトウェア再利用とパターンに関する特別セミナー(2004/04/20)」参加レポート
<http://www.ineta.jp/activity/event/dotnet_as040420/dotnet_as040420.htm>


・「XP 祭り 2004」

上記に参加した。

【情報】

タイトル: XP祭り2004 - アジャイルソフトウェア開発の最新事例と国際事情 -
<http://www.xpjug.org/event/20040726maturi/>
日時: 2004/07/26 (10:30〜17:30 イベント,19:00〜 懇親会)
会場: 早稲田大学大久保キャンパス 55号館 N棟 1階大会議室

【内容】
XP祭り2004 ― 会場の様子
XP祭り2004 ― 会場の様子
XP祭り2004 ― 会場の様子
【所感】

・今回の XP 祭り

今年の XP 祭りもやっぱり最高だった。

XP ブームも随分落ち着いてきたと思われるのに、締め切り前に定員に達したというし、何だか会場は熱気にあふれているし、懇親会は今までにない程の大盛況だった。

私は、三回目の参加になるが、昨年・一昨年にもまして新しい発見の連続で、帰り道では少し脳が熱を持ってしまったように感じた程であった。 なんというか、脳が一時に刺激を受け過ぎてしまったらしい。


講演も良いのが聴けたし、ライトニングトークスも素晴らしい体験だった。

それに、何といっても会場や懇親会・二次会などで色々な人と話が出来た。

日頃中々アジャイル周辺の話をじっくりする機会がない私には、嬉しいひとときであった。


・講演について

関 将俊 さん の講演資料の最初に「XP が良いか悪いかなんて話はもうしないよ。」とあった。

私も、もう XP が良いか悪いかなんて話はもうしたくない。

世間でも身近でも、まだまだ XP 普及率が低いとしてもである。


良いか悪いかの話が不要だとは言わない。でも、そういう話はもっと色々試してからでいい。

いつまでもそうして「上流工程」でグズグズと話を循環させるのは、もういい。


関 さん のところでは、もう XP 三年目に入ったそうである。 やっぱり実際にやってみて、その上で駄目なところを改良した、という話は聴いていて楽しい。

もう XP をやってるかどうかなんてことは、問題でなくなったそうである。

なるほど、そうなのだろうな、と思う。 重要なことは、XP なのかどうかなのではない、と私も何となく感じる。


倉貫 さん の「アンチプラクティス」の話はすごかった。 今年ソルトレークシティの「Agile Development Conference」で「アンチプラクティス」のプレゼンをされてきたそうで、今回は、それの日本語版 + α な内容だそうである。

なんと漫画付き、寸劇付きのプレゼンである。講演資料もものすごいインパクトで、左脳と右脳にとても密度の濃い刺激を受けた気がした。


平鍋 さん の「Agile Development Conference」の報告もすごかった。 写真が中心の資料を使った、テンポの良い楽しいものであった。

「Agile Development Conference」で印象に残ったイベントや人や言葉が紹介された。 最初と最後で、彼の地元の (私の地元でもあるが) 「福井豪雨」の写真が、効果的に使われていた。

この人の話を聴くと、不思議といつも必ず新しい発見がある。 深く共感しながらも、「何故こんなに説得力のある話が出来るのだろう」という気持ちにさせられてしまう。


倉貫 さん にしても 平鍋 さん にしても、こうしたプレゼンの時や人と話すとき、また、その他の色々な場面で、とても「効果的」な方法を使う。そして周りの人を巻き込んでしまう。

それは、本当に驚かされる。


この御二人に限らず、今回 XP 祭りに集まったような所謂(いわゆる)「アジャイル」な人達には、「効果的」で「実践的」なやり方をうまくこなす人が多い。

彼等は、しっかりとした理論を持ちながらも実践をより重視し、高い技術を持ちながらもそれを誇示することなく、謙虚に人から学ぶ姿勢を持っている。

そうした態度が、彼等の今の行動となってあらわれているのだろうか。

そうしてそれが、アジャイルの精神とも適合するのであろうか。


私も、是非いつかそうなれるように心掛けたいものだと考えている。

・最後に

毎度のように感じることではあるが、こうしたカンファレンスに参加して情報を得るのは、単に書籍を読んで情報を得るのとは異質の体験である。 それはもう全然違うといっていい。

(たと)えて言えば、それは楽譜を読むのと生バンドのライブを聴くのとの違いである。

どちらが良い悪いではなくて、別物なのである。


今後も是非、こうした機会を大切にしていきたいものである。

【関連情報】

Web 上のあちこちに「XP 祭り 2004」の参加レポートが有る。 下記ページにそのリンクが集められている。


また、主催の日本XPユーザーグループ (XPJUG) によるレポートが以下にある。



・「Developers Summit 2005」

レポートは、こちら


・「XP 祭り 2005」

レポートは、こちら


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