Ethnic Jokes

Ethnic Jokes

ここでは、エスニック・ジョークをご紹介します。
なるべく多くの国が出て来るものを選びました。

※ エスニック・ジョークとは国や民族をステレオタイプ化したジョークです。


無人島

八つの無人島があった。或る時そのそれぞれに、男二人と女一人の、イタリア人、ドイツ人、フランス人、アメリカ人、日本人、イギリス人、ギリシャ人、そしてロシア人が流れ着いた。

その後…

イタリア人の島: 男二人が女をめぐって争い続けた。
ドイツ人の島 : 女は男の一人と結婚し、もう一人の男が戸籍係を勤めた。
フランス人の島: 女は男の一人と結婚し、もう一人の男と浮気した。
アメリカ人の島: 女は男の一人と結婚して子供が生まれたが離婚し、親権を争うためにもう一人の男に弁護士役を頼んだ。
日本人の島 : 男二人は、女をどう扱ったらよいか、トーキョーの本社からの指示を待ち続けた。
イギリス人の島: 男二人は、誰も紹介してくれないので女に話掛けられずにいた。
ギリシャ人の島: 男二人が愛し合い、女はほっとかれた。
ロシア人の島 : 女は愛していない方の男と結婚し、三人で果てしなく嘆き悲しんだ。

豪華客船

多くの国の人々が乗った豪華客船が巨大な氷山に衝突した。
浸水が始まり、船体は傾き出した。
しかし、救命ボートに乗れる人数は限られている。船長は、女性と子供を優先して救命ボートに乗せることを決断した。
それには男性客を納得させなければならない。
船長は、それぞれの国の男性客達に言った。

イギリス人へ 「あなた達は紳士です」
(海に飛び込むイギリス紳士達)

アメリカ人へ 「あなた達こそ真のヒーローです」
(飛び込むアメリカ人達)

ドイツ人へ 「これはルールです」
(もくもくと飛び込むドイツ人達)

日本人へ 「さあ、みんなそうしてますよ」
(周りを見回してから飛び込む日本人達)

歩く・走る

イギリス人は歩きながら考える。
フランス人は考えた後で走りだす。
スペイン人は走った後で考える。
日本人は誰かが走っているから後をついて走る。

(ハエ)

国際会議場で各国のレセプションが開かれていた。
出されたスープに蠅が入っていた時の反応…

イギリス人: 蠅の入っていることは言わず、黙って口を拭ってスプーンをおく。
ドイツ人 : 「このスープは熱いので十分に殺菌されている」と言って、蠅をスプーンで取り出しスープを飲む。
フランス人: スプーンで蠅をおしつぶし出汁をとってからスープを飲む。
中国人 : 「これは珍味だ」と言って、蠅を食べてしまう。
アメリカ人: ボーイを呼び、コックを呼び、支配人を呼び、あげくに裁判ざたになる。
日本人  : 周りを見回し、自分だけに蠅が入っているのに気が付くとボーイを呼びつける。

有能なチェアマン

国際会議における有能なチェアマンとは?
いかにインド人を黙らせ、いかに日本人に何か喋らせるかである

指導者の自慢

中国人とシンガポール人と日本人が、自分の国の指導者を自慢した。

中国人が言った。
「我が国の指導者は、万里の長城だ。古く堅固で永遠に続く」
シンガポール人は言った。
「我が国の指導者は、高層ビル群だ。新しくて上へ上へ伸びていく」
日本人は言った。
「我が国の指導者は、富士山だ。長いことそびえ立っているが──何もしない」

食肉不足

経済制裁で食肉不足が深刻だったエレサレムのバス停で、イギリス人の世論調査員が色々な国の人にきいた。

世論調査員 : 「失礼ですが、食肉不足に関して意見を聞かせてもらいたいのですが」
アメリカ人 : 「不足ってどういう意味かね」
ポーランド人: 「食肉ってどういう意味かね」
中国人 : 「意見ってどういう意味かね」
イスラエル人: 「失礼ってどういう意味かね」

豚小屋

イギリス人、フランス人、イタリア人が豚小屋の前にいた。
賭け好きのイギリス人が「この小屋の中に一番長くいられた者に十ドルずつ支払う、というのはどうだろう?」と提案し、皆が賛成した。

まずイギリス人が入って行くが一分もしないうちに出て来てしまう。
次にフランス人が入って行く。中々出て来ない。
三分以上たってやっと出て来た。体全体に汚臭が染み込んでしまっている。
最後にイタリア人が小屋に入って行った。
その途端豚が全部出て来てしまった。

天国と地獄

天国では、イギリス人の家に住み、日本人の妻をもらい、アメリカ人の収入で中国人の食事をしている。
地獄では、日本人の家に住み、アメリカ人の妻をもらい、中国人の収入でイギリス人の食事をしている。

天国と地獄

天国では、イギリス人が警官、フランス人がコック、ドイツ人がエンジニア、イタリア人が愛人、そしてスイス人が全ての事柄の(まと)め役。
地獄では、ドイツ人が警官、イギリス人がコック、フランス人がエンジニア、スイス人が愛人、そしてイタリア人が全ての事柄の(まと)め役。

パーフェクトなヨーロッパ人

パーフェクトなヨーロッパ人は、英国人のように料理し、フランス人のように運転し、ドイツ人のようにユーモラスで、スペイン人のように謙虚で、ポルトガル人のように機械に強く、ベルギー人のように役に立ち、フィンランド人のようにおしゃべりで、オランダ人のように気前がよく、オーストリア人のように忍耐強く、イタリア人のように統制が取れていて、デンマーク人のように慎みがあり、アイルランド人のように酒を飲まず、ギリシャ人のように計画性があり、ルクセンブルク人のように有名で、そしてスウエーデン人のように融通がきく。

パーフェクトなアジア人

パーフェクトなアジア人は、インド人のように時間を守り、中国人のように法を守り、韓国人のように温厚で、日本人のように信心深い。

言葉

フランス語は、愛人と話す言葉。
イタリア語は、恋人と話す言葉。
スペイン語は、商人と話す言葉。
ドイツ語は、神と話す言葉。

ビール祭り

英国ビール祭りの後に、色々な国のビール会社の社長が一緒にビールを飲みに行く事にした。

メキシコ コロナビールの社長は席につくと言った。
「セニョール、世界で一番のビール、コロナをくれ」
バーテンは棚からビンを取り出すと彼に渡す。

アメリカ バドワイザーの社長はこう言った。
「“ビールの王様”バドワイザーをくれ」
バーテンは一本渡す。

イギリス ギネスの社長は席につくとこう言った。
「コーラをくれ」
バーテンは戸惑いながらも彼に注文したものを渡す。

他のビール会社の社長はギネスの社長に尋ねた。
「なんでギネスを飲まないんだ?」

するとギネスの社長はこう答えた。
「ああ、あんたらが“ビール”を飲まないんだったら、おれも飲まないよ」

発明

ロシアがある発明をしたと発表した。
するとアメリカが、それは既に我が国が特許を取っていると発表した。
それを聞いて日本が、それなら既に商品化している、と発表した。
その頃、既に中国産の海賊版があふれていた。

アダムとイブ

イギリス人、フランス人、ロシア人の三人が連れそって美術館を訪れた。
エデンの園にいるアダムとイブの絵画を見て、イギリス人が言った。
「この穏やかな表情といい、満ち足りた顔といい、彼らはイギリス人だな」
それを聞いたフランス人が言った。
「いや、二人とも裸で美しい。絶対フランス人さ」
するとロシア人が言った。
「違うね。服もなく、家もない。そしてたった一つのリンゴしか食べ物がないというのに、二人はここを楽園と言われて信じている。間違いなくロシア人だよ」

ロシアの大臣

ハンガリーの国防大臣がモスクワを訪問し、ロシアの国防大臣に申し入れた。

ハンガリーの国防大臣 「海軍を創設したいので援助を願いたい」
ロシアの国防大臣  「それは無駄だ。ハンガリーには海がないじゃないか」
ハンガリーの国防大臣 「でも貴国にだって文化省があるでしょう」

ロシアの外務大臣がルクセンブルグを訪問した折にルクセンブルグの国防大臣に言った。

ロシアの外務大臣  「貴国のような小国に国防省なんて意味がないじゃないか」
ルクセンブルグの国防大臣 「でも貴国にだって裁判所があるでしょう」

芥子(からし)

アメリカのレーガン大統領とイギリスのサッチャー首相、ソ連のブレジネフ書記長がどうやって猫に芥子を食べさせるかを競争した。

最初にレーガンが、芥子をスプーンですくい、そのスプーンを無理矢理こじ開けた猫の口に突っ込んで喉の奥まで芥子を押し込んだ。

この競技を眺めていたソ連人記者は、レーガンを批評する記事を書いた。
『傲慢で押しつけがましいアメリカの典型的侵略方法だ』

次にサッチャーが、魚の切り身に芥子を塗ってまんべんなくうすく伸ばして猫の口に放り込んだ。
ソ連人記者の批評は、
『狡賢で欺瞞に満ちた典型的な資本主義的搾取方法だ』

さて最後はブレジネフ。猫のお尻の穴に芥子を塗りつけると、猫は気が狂った様に泣きわめいて自分のお尻についた芥子を舐めて拭い去ろうとした。
ソ連人記者の批評は、
『リーダーシップを発揮してどうやって人民にやる気を起こさせるかを示した。猫は嬉々として歌い、芥子を食べた』

幸福

イタリア人の幸福は、女を口説くのに成功したとき。
イギリス人の幸福は、うまいブラックジョークが決まったとき。
ドイツ人の幸福は、計画通りに物事がいったとき。
スペイン人の幸福は、美味い物を食べてのんびりシエスタしているとき。
ソ連人の幸福は、部屋に踏み込んできた秘密警察が人違いに気付いて帰っていったとき。

イギリスでは、法で禁止されてなければやってよい。
ドイツでは、法で許可されていなければやってはいけない。
フランスでは、法で禁止されていてもやってよい。
ソ連では、法で許可されていてもやってはいけない。

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