うち (何処) では,喫煙所がソフトウェア開発におけるコミュニケーション スペースの役目を担っていたりします.
で,朝刊等も喫煙所に行かなければ読めなかったりします.
# 今時珍しい環境かも知れません.
実は私事ながら,最近 (何時) 17 年間吸って来た煙草を断って非喫煙者と成りました.すると,急に此れ迄喫煙所で得ていた様様な情報が入らなく成りました.
で,代わりのものを探そうと,週末に「エスプレッソ メーカー」を買いに行きました… (謎)
# 価格は ¥9000 位でした.一度にエスプレッソ又はカプチーノが四カップ
# 作れます.普通のコーヒーも作れます.
試してみた処,大変にリラックス出来,人を引付ける力も結構有りそうです.
結構大きく場所も取りますし,普通のコーヒーメーカーより淹れる手間も余計に掛かりますが,此れはコミュニケーション ツールとしては,寧ろ長所かも知れません.
煙草の場合もそうですが,
・使える場所が限定される
・適度に時間が掛かる
ようなアイテムと云うのはコミュニケーションを助ける効果が在るのでは
ないかと思います.
と云う訳で (謎),以下を思い付きました.
プロジェクトにおけるコミュニケーション エラーを防ぐ.
コミュニケーション エラーはプロジェクトの成功を妨げる主要な原因の一つである.
コミュニケーションの場所を作り,この場所に人が適度な時間集まるようにし,この場所でのコミュニケーションを促進することにより,プロジェクトにおけるコミュニケーション エラーを防ぎたい.
「部屋」に「椅子」と「テーブル」を置き,中央に「灰皿」を置く.
「部屋」には,適宜「換気扇や空気清浄機」や「業界紙や業界雑誌」等を用意する.
「参加者」が此処に「煙草」を持ち寄り,コミュニケーションを取る.
「部屋」 | コミュニケーションの為の場所 (空間) を定義する. |
「煙草」 | コミュニケーションの為の,五〜十分間と云う時間に関する必然性を作り出す. リラクゼーション効果を強化することでコミュニケーションを促進する. |
「灰皿」 | 場所 (空間) に対する強い必然性を作る. |
「テーブル」 | 場所 (空間) に対する必然性を強化する. |
「椅子」 | 場所 (空間) に対する必然性を強化する. 滞在時間を強化する. |
「換気扇や空気清浄機」 | 場所 (空間) に対する必然性を強化する. |
「業界紙や業界雑誌」 | 場所 (空間) に対する必然性を強化する. 話題を提供することでコミュニケーションを促進する. オプション. |
「参加者」 | 「部屋」で「煙草」を使いながら他の「参加者」とコミュニケーションを取る. |
プロジェクト内の喫煙者同士のコミュニケーションが促進され,コミュニケーション エラーが減少する.
喫煙者と非喫煙者若しくは非喫煙者同士のコミュニケーションは促進されない.
次が,非喫煙者向け (つまり今の私) 向けに改良を試みたものです.
「喫煙所」パターンが非喫煙者に対して効果が薄いため,一部を変更したもの.
「喫煙所」パターンの「灰皿」を「エスプレッソ メーカー」,「煙草」を「イタリアン コーヒーと御菓子」でオーバーライド (謎).
「エスプレッソ メーカー」 | 「喫煙所」パターンの「灰皿」と役割は同じ. 効果は若干低い. |
「イタリアン コーヒーと御菓子」 | 「喫煙所」パターンの「煙草」と役割は同じ. |
プロジェクト内のコミュニケーションが促進され,コミュニケーション エラーが減少する.
ちょっと
コミュニケーション エラーを防ぐ.
コミュニケーションの場所を作り,この場所に人を適度な時間集め,この場所でのコミュニケーションを促進することにより,コミュニケーション エラーを防ぎたい.
「コミュニケーションの為の場所 (空間)」に「人を呼び寄せるツール」と「雰囲気を良くするツール」を置き,中央に「コミュニケーションを促進するツール」を置く.
「コミュニケーションを取る参加者」が此処で適宜「コミュニケーションを促進するツール」を使用しつつ「適度な時間を作るツール」を使い,コミュニケーションを取る.
「コミュニケーションの為の場所 (空間)」 |
「適度な時間を作るツール」 |
「人を呼び寄せるツール」 |
「雰囲気を良くするツール」 |
「コミュニケーションを促進するツール」 |
「コミュニケーションを取る参加者」 |
コミュニケーションが促進され,コミュニケーション エラーが減少する.
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