XP (エクストリーム プログラミング) では,飲み物やお菓子をおいたスペースを作り,ソフトウェア開発で必要なコミュニケーションの推進を図ることがあります. このスペースにプログラマ等が集い,会話を行うのです.
この輪に加わることで様々な情報を得ることが出来ます.逆に,このスペースに余り近付かない場合は,それらの情報に疎くなってしまいます. また,このスペースが近くに在る人は,苦労なく多くの情報を得ることが出来ますし,遠い人はどうしても不利になります.
それならば,こうしたスペースを近くに自分で作ってしまえば良いのでは,ということで以下のパターンを作りました. 人工的に集まる場所を用意する,ということへのメタファで,名称は「漁礁」としてみました.
自分に情報が集まり易くする.情報収集を容易にする.
様々な情報を労無く手に入れることは,プロジェクト内での仕事をやり易くする.
プロジェクト内の他の人とのコミュニケーション不足を解消したい.
自分の近くに,コミュニケーション スペースをおいておき,この場所に人が集まりコミュニケーションするようにし,自分の周りに情報が向こうから寄ってくるようにしたい.
自分の席の直ぐ近くに「漁礁」を置く. そこに「餌」を置いておく. 「魚」が「漁礁」の周りに集まり,「餌」を食べつつコミュニケーションをする.
「漁礁」 | 丸いテーブルと複数の椅子など.数人が集まれるような設備. |
「餌」 | お菓子や飲み物や業界紙や業界雑誌など.人を呼び寄せる効果のあるもの. |
「魚」 | プロジェクトのメンバー等. |
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